2013年7月、国立新美術館「貴婦人と一角獣」展でフランスの至宝が初来日

国立新美術館へ2013年7月、「貴婦人と一角獣」展を見に行ってきました。フランスの至宝が初来日となれば行くしかないと。フランスの至宝とは「貴婦人と一角獣」と呼ばれるタペスリーです。

貴婦人と一角獣展

展示会でカタログを購入。

ちょくちょくカタログを読み返しています。ちなみに、カタログではタペストリーではなく、タペスリーと表記されていました。

「貴婦人と一角獣」は6面1組

パリの国立クリュニー中世美術館の至宝「貴婦人と一角獣」は6面1組のタペスリーです。西暦1500年頃制作と言われています。本作がフランス国外に貸し出されるのは1974年のアメリカ以来で、日本では初公開でした。

6面のうち5面は、「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」と人間の五感を表わしていますが、残る1面は「我が唯一の望み」であり、何を意味するかについては諸説あって謎になっています。

こちらが「我が唯一の望み」です。

貴婦人と一角獣 我が唯一の望み

こちらは「味覚」です。

貴婦人と一角獣 味覚

こちらは「視覚」です。

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こちらは「触覚」です。

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こちらは「聴覚」です。

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こちらは「嗅覚」です。

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感想

会場で実際に見てみると「貴婦人と一角獣」には感動しました。

6面1組の「貴婦人と一角獣」はタペスリーはそれぞれ高さが約370㎝ほど、横幅が約400㎝ほどで大きく、タペスリーの質感・色合いは気持ち高まるものでした。

会場内では、「貴婦人と一角獣」の6面1組のタペスリーを中心にした構成で、他には装身具などが展示されていました。

会場・会期・料金

会場:国立新美術館
会期:2013年4月24日(水)~7月15日(月・祝)
料金:一般1500円