日本科学未来館まで「THE 世界一展 ~極める日本!モノづくり~」を見に行きました。
約200点の “世界一” が展示されて、日本のモノづくりの背後にある発想や工夫、伝統や志を実感できる素敵な企画でした。
展示内容
変わったものとして「打ち出し板金」でつくったアルミバイオリンがありました。
説明書きはこちら。
打ち出し板金の最大の特長は、専用金型なしで3次元曲面のある金属製品を作り出せることです。熟練職人が金属板をハンマーで何度も叩いて伸び縮みさせながら立体形状を作り出します。
大量生産には不向きですが、ほんの少ししか必要とされない製品作りには最適の技術であり、エネルギーの使用量・切り粉(金属くず)・廃液の発生が少ないため、環境に大変優しい生産技術としても高く評価されています。
新幹線の顔にあたる優美な先頭構体もこの技術で作られています。
展示の楽器は、新幹線と同じタイプの特殊なアルミ合金製です。演奏がホームページで公開されています。
和菓子で有名な「老松」の和菓子の見本帳がありました。四季の恵みを一期一会の思いで作る和菓子は技の結晶とのことです。
他には
- 回転寿司のチェーンレスコンベア
- カップヌードル
- マジックカット
- ロボットアニマル
- 平面波スピーカー
などなど面白いものがたくさんありました。
会場・会期
「THE 世界一展 ~極める日本!モノづくり~」の会期はこちら。
2013年12月7日~2014年5月6日
日本科学未来館の外観はこんな感じです。
地図はこちら。お台場の中では他の施設からはちょっと歩く距離です。
東京都江東区青海2−3−6